硝子の靴を履いたばっかりに(それを壊したばっかりに?)城に連れてこられた庶民なヒロイン。
手強い爺さん、群れるメイド。超非常識王子、エトセトラ。出るわ、出るわ、変な人。
こんな場所で大人しくしている彼女・・・なら話はそこで終わり、王子も汚れにならずに済んだ?
お互い、あり得ないほどに非常識な庶民と王子の、ラブになるかもしれないコメディ。
仲良し10題 サイト名:0501さん
(まとまりのない、思いつきあれこれ)

01 笑顔の力
02 「なんかもう存在がギャグだから。」
03 夫婦漫才かっつうの
04 まだたったこれだけの付き合い
05 真剣な話
06 お前がいて俺がいる
07 ほら今日も青空
08 忘れたいと願うのに本当は忘れたくないんだ
09 相変わらず間抜け面
10 ずっと隣にいてあげる







01 笑顔の力
肩を竦め、彼女が腕の中で微笑む。
ああ、本当に幸せだなと思う。
その彼女を更に強く抱きすくめると、小さな笑い声を零して抱きついてきた。
時々、分からなくなる。彼女が笑顔だから幸せなのか。幸せだから彼女が笑顔なのか。


02 「なんかもう存在がギャグだから。」
「・・・何であたしを見るのよ」
レイラは周りを見回して呟いた。


03 夫婦漫才かっつうの
「光栄ですな。ふぉっふぉっふぉ」
「何であんたとあたしで夫婦漫才なのよ!」


04 まだたったこれだけの付き合い
まだも何も、あたしと爺さんの間には何の付き合いもないしこれからもない!!
・・・と、頑なに信じている。


05 真剣な話
将来のことも、考えてるんだけどなぁ。俺は。


06 お前がいて俺がいる
「おちおち死ねませんね。ふぉっふぉっふぉ」
「・・・あたしのせいだって言いたいの?」


07 ほら今日も青空
「起きた?」
肩を抱くと、甘えるように抱きついてきた彼女。
「おはよ・・・」
眠そうなその声が、どうしようもなく可愛い。
「おはよ」
外は雨模様。心だけはいつも青。


08 忘れたいと願うのに本当は忘れたくないんだ
時たま見る、写真の笑顔。
自分の気持ちが、良く分からない。この時の心境って、何なんだろう?
でも確実に言えるのは「今、幸せだよ」って、ことかな。


09 相変わらず間抜け面
「早く結婚しような」と言ったら、彼女は目を丸くしてポカンと口を開けた。

10 ずっと隣にいてあげる
真っ赤に頬を染めてる彼女に、囁くように聞いてみる。
「ずっと、隣にいてくれる?」
「・・・」
言葉で返そうとしているのか、しばらく無反応な彼女。
その努力も空しく声は出ず。
やがて、こくん。と小さく頷いて、子供みたいに抱きついてきた。




目次 

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